2008年8月5日

クソガキのナイトクルージング -recent mix-

こんにちは。
先月のPRIMOで作成したMIX-CDを公開します。
今から5年前、はっきりいってクソガキだった自分が、
六本木から東京タワーになぜか徒歩で向かった夜の、
ナイトクルージングミュージック。
なんてことが、発想の根元にあるMIX。

demoどりから修正と手をかけたからか、、
少なくとも自分が考えるナイトクルーズ用の
楽曲のシークエンスを作れたかと思います。

■PRIMO MIX 2008 JULY








■TRACK LIST
1. the cinematic orchestra / wheel within a wheel
2. ltc & mark turner / love theme from spartacus
3. e.s.t. /spam boo limbo
4. joshua edelman / claudia
5. the lounge lizards / bob the bob
6. shima&shikou duo / club r
7. azymuth / caca a raposa
8. zuco103 / fome total (funky lowlives total dub)
9. cherie / walking
10. kahimi karie / take it easy my brother charie
11. karl heinz schafer / kidnapping
12. koop / summer sun (markus enchoson remix)
13. native / 4 corners
14. dj cam / comewithanstring
15. eric byrd / jazz thing (cool cool jazz)
16. gato barbieri / good bye


■MIXによせて:クソガキへ、自分へ■
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って、突拍子も無いタイトルなのですが、CDのテーマ・嗜好の置き所を説明するために、19歳当時、自分への手紙として書かせていただきます。改めまして、19歳の初夏、初めてクラブに向かって、六本木から東京タワーまで悪友と徒歩で向かうクソガキへ。


 
 今から5年前、あなた(ってか僕)は、六本木のクラブROSA FIESTA(現CLUB R)に遊びにきてますね。初めてのクラブで、バーカウンターに並ぶ英語のカクテルの名前に目がくらみ、びびったあげくに見えを張って、「じゃ、お勧めください」なんて言ってみたりして。で、でてきたのが今思い返せばモスコミュール。そんなこと、さて知らず。そして次の一杯も「おいしかったです。お勧めをもう一杯」なんて、すげーかっこつけて(みっともなくカウンターに肩肘ついて前のめりになりながら)、頼んでいましたね。この一杯はピニャカラーダ。もちろん、こんなことも、さてしらず。バーカウンターの男性は見抜いていたのでしょう。実は田舎上がりの少年で、酒なんて知らない。だから、飲みやすい、口当たりのいいものを与えておけ。そしてその後、ショットなんて存在を漫画か映画の中でしか知らないのに何杯もかっくらい、酔っ払って、04:00頃、クラブを後にしましたね。少々音に疲れて。
 そして、そこに見えたのは東京タワー。「見えたから、向かおうぜ、きっとすぐだよ、近いよ」なんて、友人と意気揚々に歩き始めるクソガキ(僕)は、地理感もなしに見える中学生1年生の遠足先だった、赤く光る目標物にむかって黙々と歩いていきましたね。音に疲れているにも関わらず、できもしないヒューマンビートボックスを口ずさみながら。このクソガキが。
もし道中に、ビートボックスなんかじゃなく、思い描いていた空想の東京を彩る音が本当に聞こえたら、そう、shima&shikouDUO/CLUB Rみたいな音が聞こえてきたら、クソガキ悪ガキ男二人東京ナイトクルージングふろむ六本木とぅ東京タワーは、きっと素晴らしい時間になっていたことでしょうに。で、このMIX-CDは、貴方が東京に酔うに十分なナイトクルージングミュージックです。さあ、クソガキ、ちょっとは大人になれよ。じゃないと、今でもクソガキな自分がかわらないからね。だから、よろしく。
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