2008年1月19日

構造の含意を読み取る

前回のエントリで、
含意ってなんだ?って質問を多く頂いたので、
せっかくなのでお答えします。
プレゼン流れになったので、
本番前のネタバレになりますが。。。
前回のエントリでのスライドがこれ。





このプレゼンは、
「自己団体の”強み”と”弱み”を見える化する洞察手法の提案」です。
加藤先生のVtree(バリューツリー)を元に作った手法です。
Vtreeは自社資源や特徴を、論理的に統合化することで、
ステークホルダに貢献できる必然性を作り出す
興奮冷めやらぬロマンティックな手法です。
加藤先生自体もとても魅力的な方なので、
お時間が合いましたらリンク先のblogをご覧になっては
いかがでしょうか?



話がそれた。。。



で、このVtreeをもとに作った洞察手法、
Team Resources Structure
アップデートした部分は
”構造が語りかけてくる意図を読み取る”点です。
Vtree同様に自己団体の資源や特徴を元に、
巨大なツリーを作ります。
その後、”構造が語りかけてくる意図を読み取る”のです。
ループしている箇所、ボンキュッポンな箇所、
鎖がつながっている箇所…また、鎖が切れている箇所…
その形状が語りかけてくる意図、
なぜそのような形になっているのかを読み取ります。
その形になっているから、何なんだ?を読み取ります。
構造が含む意図を読み取るのです。

実は、私達は普段のコミュニケーションで、
このフレームワークを巧みに駆使しています。
タッグクエスチョン”です。
私達は意図を伝えるために、
文法上の意味は異なる、質問や比喩を用いて意図を交換しあいます。
毎週遊んでいるはずの彼女が、
「最近どこもいっていなくない?」
と切り出したり、
「…と思わない?」
といったり。
詳しくはリンク先の情報をご覧ください。
身にしみる。。。。

つまり、語りかけられた意図こそを
を読み取る必要があるのです。
なぜ、そのような文章を使ったのか、と。
これを、作った巨大なツリーに適用します。

すると…
これ以降はプレゼンにて。
ってそんな人数いないんで、
公開されないんですけどね。。。
アイディアを煮詰めて、
論文化できるくらいの良いスープを抽出できればなと。
そしたら、お披露目できますし。



長々と失礼しました。

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